12/22・23、12/29・30レイクタホ・スキー紀行 I

<02/01/06UP>

12月クリスマスから年明けまでの10日間程ここアメリカはクリスマスホリデーとなる。

日本でいう年末年始というよりはGWにあたるような気がする。

この間、2度程サンタクララから4〜5時間のところにあるレイクタホ周辺の
スコーバレー、ヘブンリー、カークウッドに行ってきた。


12/22 スコーバレー(Squaw Valley)

 たっちゃん、いぐりん、くらたさんと私は朝6時に会社前に集合、たっちゃんの車に荷物を載せての4人でレイクタホに向かう。ここからレイクタホまでは4〜5時間だそうだが、なんか風が強そうだ。I680-I580-I5-I80とつないでいく。ストックトンを過ぎたところで朝飯を食す。サクラメントを過ぎたあたりから雨になってしまう。チェーン規制がかかっているようだが、たっちゃんの車は四駆なのでチェーンなしでも大丈夫だ。とはいってもチェーン規制のゲート前渋滞に掴まってなかなか進まない。ゲート付近では二駆の車がチェーンを付けている。よく見るとチェーンを有料で着ける商売があるようで「着けるの20ドル、外すの10ドル」みたいな看板が立っててる。やっとゲートを過ぎるがそこあたりから完全な吹雪き状態。12時ちょっと前あたりにやっとスコーバレーに着く。

 スコーバレーはレイクタホの北側に位置し、1960年に冬季オリンピックも開かれた場所だ。残念だが今回は天候が悪く、上部コースはオープンしていない。半日券を買ってまずは昼飯を食う。うっ、こっちのゲレ食事情は日本と同じだ。結構混んでる。

  
「たっちゃん、吹雪中のゴンドラ、くらたさん」

  
「いぐりん、ゴンドラベース付近、ベースビレッジ」

 たっちゃん・くらたさんがボードでいぐりんと私がスキーという組み合わせ。4時近くまで滑るが、夏秋の運動不足で筋力低下、かつ米国的食生活で体重増加で4本滑って足がもうだめ。やっぱりテレは筋力使うと思う(単にヘタだからか)。自分は先にリタイヤ宣言する。ここ米国でもテレは少数派だが2・3人テレに乗ってる人を見かけた。

 吹雪のせいか4時になると薄暗くなってきた。雪はまだやまない。今日の宿はサウスレイクタホにとったそうなので、ここからもうちょっと走らなければならないが、レイクタホの東岸を通るほうが近いのだが、ここには道が険しい。たっちゃんが安全のため西岸を通っていくことにしてくれた。で1時間ちょっとかかって、やっとサウスレイクタホの街につく。お疲れ様でした。

 ここサウスレイクタホの街はカルフォルニア州とネバダ州にまたがっていて、通り一本を境に街の様子が全然違う。ネバダ側は賭博OKなので、カジノと巨大ホテルが立ち並ぶ。一方、カルフォルニア側はスキーのペンション街といった感じだ。

 この日、ネバダ側ホテルのレストランで夕食を食べた後、自分はスロットに$200飲み込まれて終了した。

 P.S. スコーバレーは、ゴンドラが中間部まで掛かっていて、コース脇に岩場(ニセコでいうと春ノ瀧あたり)があるとこがイメージがニセコ・ヒラフが似ている。


12/23 ヘブンリー(Heavenly)

 翌日、天気はやや回復したか昨夜は全く見えなかったタホ湖が見える。湖上には青空も多少見える。これならと思ったが、ヘブンリーのスキー場はここサウスレイクタホに隣接した山にあるのだが、そちらのほうはしっかり雲がかかっていた。

  

「駐車場(ここは晴れている)、ベースのリフト(テイネハイランドの北壁リフトのよう)、コース中間部」

 今日は一日券で滑る。最初のリフトはテイネハイランドの北壁リフトのようだ。急斜面にコブが並ぶ。一番最下部が上級者コースとは。(ほとんどの客はリフトに乗って降りるそうだ)。リフトからのレイクタホは見事だった。さらにリフトを乗り継いで最上部を目指す。最上部は吹雪だ。こっちの高速リフトにはフードが着いておらず寒い。旧式のリフトも結構多い。取りあえず3本ほど滑って昼食だ。

 
「やっぱり狭くゴミゴミしたゲレ食、中間部のリフト」

 昼食後、早くも足が持たなくなって自分は3人には着いていけそうなく、リタイヤ宣言してマイペースで滑りはじめた。といっても結局はずっと滑っていたけどね。こっちのスキー場にはコース間の林間部には特にコース制限がしていないようだ。昨日からの雪で新雪が積もっている部分を滑る。やっぱり、ピステンがかかったバーンより、こっちの方がやわらかくて足に優しい。

 

「コースからの湖の眺め」

 午後天候が回復して中間部からもタホ湖が見えてきた。4時頃3人と合流して、最後の壁をどうしようということになったが、壁を降りるという。既に足がパンパンだが、タホ湖の眺めに圧倒されて、自分も壁を降りることにした。皆に遅れながらも、何とか壁を降りる。新雪のためバーンがコブが柔らかくて助かった。

 この後I50-I80を通り、途中サンフランシスコのベイブリッジ中間部のトレジャーアイランドに寄るという、なんだか変なコースをたどって、サンタクララに戻ってきた。トレジャーランドからのサンフランシスコの夜景、綺麗だったけど、男4人だとちょっと...。たっちゃん、一人で全て運転してもらってお疲れ様でした。

P.S. ヘブンリーは、リフトを乗り継いで最深部の山に移り渡るのがルスツに似ている。ただ、最初のリフトはハイランドの北壁リフトまたは神楽・三叉のようでもある。


12/29 カークウッド(Kirkwood)

 クリスマスイブは太一家で過ごさせて貰って、その後3日程は映画でも見ながらぶらぶら過ごす。この間見たのは「ケイト・アンド・レオポルド」「ロード・オブ・リング」「ハリー・ポッタ」。

 足の筋肉通も収まったとこで、今度は自分のレンタカーでレイクタホに挑戦する。予めチェーンを購入しようとしたが、近くのカー用品店では欲しいサイズのチェーンは売り切れていた。ここサンタクララでは雪はほとんど降らないから入荷数が少ないのか? まあ、途中で買えるかと思い取り合えず朝5時にホテルを発った。(無謀か)

 今日向かう先はサウスレイクタホやや南側に位置するカークウッド。I680-I580-H90-H88とつなぐ。ジャクソン辺りで朝飯を食って、さてそろそろ路肩に雪が見え始めた。む、チェーン規制が掛かってる(Chain Require)。まあ、「いける所まで行ってみるか」、「ゲート付近のチェーン着け屋が売ってるかも」って呑気に突っ込んでいく。結構行けるもんだ。6000ftあたりで路面自体に雪が着き始める、と直ぐにチェーン規制ゲートが現れた。「チェーン着けてね」って言われながら、完全な積雪になった道を進んで、チェーン着け屋を探す。居た、でもチェーンは売ってないんだと。しかたなく、来た道をもどってチェーンを売ってる所を探す。ドライブインみたいなところに「Chain」の字が。店に入ってチェーンが売ってないか聞く。直ぐに判ってもらえたがサイズがない。店の親父は親切に「この型番だ」といってメモを書いてくれた。更に戻って、ガソリンスタンドに「Chain」の字がまた見えた。また店に入る。おばちゃんが店番だ。この「サイズない?」って聞くが、あんまり伝わってないようだ。しょうがない、更に戻ろうと店を出掛かった時、おばちゃんは何か気がついたのか声を掛けてくる。さっきの親父が書いた型番を見たことがあるようだ。奥に呼ばれていくとチェーンがあるではないか。おばちゃんがサイズを探してくれる。おお、あるではないか。おっちゃん・おばちゃん、ありがとう。

 で、さっきのチェーン規制ゲートのところまで戻ると、あれ何もない。雪も綺麗に除雪されている。もしかして、チェーンを買いにいった40分程にチェーン規制は解除されたのか? まあ、いい。チェーンも着けづにカークウッドの駐車場まで着いてしまった。


「カークウッドの駐車場から」

 11時過ぎにカークウッドに着いたものの、あ、雨が。雨が降ってる。小雨の降る中、4本ほど滑って昼食に。ここでもゲレ食は人でいっぱいだ。寒くはないので小雨の中、外で食事をとる。そういえば、こちらのスキー場ではちゃんとバーが存在していてビールもうまいのが飲めるのが日本とちょっと違うかな。

   

「やっぱり旧式のリフト、雨だよ、外でビールも売ってる、昼食のローストチキン」

 飯を食ってからはボチボチとペースが落ちつつも滑る。3時過ぎにはもう十分となり。帰り支度に入った。

 さて、このまま日帰りでもいいが、サウスレイクタホに一泊できないかなって浮気ごころが出てくる。取り合えず、宿が空いてないか見にいこっと。途中から青空が見え始め、30分程で街に入る。結構、空部屋があるみたい、宿屋の看板に「Vacancy」のネオンが点いている。満室だと「No Vacancy」だ。とくにあてもないので先週の宿に向かうと、ここも空きがあった。早速、一晩宿泊をお願いする。部屋は1人部屋で湖に面している。よかった。

 
「ホテルの部屋からの眺め、ネバダ側のカジノ&ホテル」

 この日はホテル近くのカルフォルニア側のレストランで晩飯を食べ、カジノには行かずおとなしく寝ることに。ところが、ビンディングが気になっていじり始めたのがいけなかった。私のビンディングはケーブルタイプのものだが、何の拍子か長さ調整のねじ込み部が戻らなくなった。マズイ。この部分はバネ状になった部分を回しこんで長さを調整するのだが、このバネ部が伸びてねじ込めなくなったのだ。日本ならばスペアパーツを持っているのでいいが、ここでは直す道具さえない。もう半ベソ状態である。せっかく宿まで取ったのに。結局、ねじ込むのはあきらめが、何とかブーツを留められるようにして寝た。ビンディングとの2時間の格闘だった。疲れた。

「チケット」

 P.S. ところで、こちらのスキーチケットは耐水性のシール状になっていて、針金をウェアなどのループを通して、両面を張り合わせる形になっている。最初は戸惑うが、結構合理的にも思える。


12/30 ヘブンリー(Heavenly)

 ビンディングが心配なのか、6時に目がさめる。湖面に靄がかかって、月が朧に見える。なんだか、これだけでも泊ってよかった気がしてきて、落ち着いてきた。朝焼けを見ながら、もう一寝。今日は天気が良さそうだ。

 
「朧月、タホ西岸方面」

 朝飯を食べに行くと、天気は思ったよりも良くはなかった。とはいえ、吹雪くことはなさそうで、時折晴れてもくれそうだ。

チェーンも着けづにソロソロとヘブンリーへ向かう。良かった、早朝だが道路は凍結していない。

  

 コースは先週来ているので大体把握しているのでとにかく最頂部へ向かう。レイクタホも綺麗だ。ビンディングも何とか大丈夫なようだ。

  
「最上部、カルフォルニア側=レイクビュー、ネバダ側=雲海」

 前回は最頂部は吹雪で何も見えなかったが、今日はレイクタホが綺麗に見える。ここヘブンリーは最頂部でカルフォルニア州とネバダ州にまたがっている。この日はカルフォルニア側(北方向)は晴れだが、ネバダ側(東向き)は眼下に雲海がでていた。バーンは昨日の雨が夜に凍ったせいか、前回のようなパウダーではなくかなり固めだが、ピステンが効いていてそれなりに滑りやすい。前回は行けなかったネバダ側の下部にまで滑り込んむ。それにしてもヘブンリーはかなり広い。1つでニセコのヒラフ・東山・アンヌプリ分はありそうだ。ただ、旧式リフトも多いのがちょっと不満かな。昼頃にはビンディングの手当てがへたってきた。一日券買っておいて12時上がりとはちょっと勿体無かったが。帰り道の長さを考えて、さっさと切り上げることにした。

 
「降りリフトに乗る、サウスレイクタホの町並み(巨大ホテルが並んでるのがネバダ側)」

 帰り道、サクラメントを過ぎた辺りから雨が降り始め、直ぐに土砂降りになってきた。もう、ワイパー全開状態じゃないと前が見えない。ここ北カルフォルニアは冬に雨が降るとは聞いていたが12月に入ってからほとんど天気が悪い。あの夏に雨がほとんど降らないのと正反対だ。その成果、夏は枯草で近くの山々が茶色く見えていたのが、冬になった緑色になってきた。なんか日本と逆。何とか夕方6時頃にはなんとかホテルにたどり着いた。ふー


文責:KappaKawamura