'01/11/03,04 ヨセミテ訪問記 II


<トンネル・ビュー(Tunnel View)からのヨセミテ渓谷全景>

'01/10/14
こんどこそキャンプするぞと、ヨセミテへ再チャレンジに行きました。
今回は本格的デジカメを用意したので写真に力が入ってます。
(でも、軽くするために縮小していますが、発色はいい筈です。)

でも、またデジカメでまた事件がおきました。


11/02 Web予約

 前回は予約なしで挑むというチョット無謀なチャレンジだったので、今回はキャンプサイトの予約を行うことにした。米国国立公園のWebサイト(http://reservations.nps.gov)から予約できることが判明して、これなら電話でなくて楽チンだ。でも、前日にできるかな?

 開いてみると、前日でも出来るではないか。しかも、結構サイトも空いてる。それもそのはず、今は11月、晩秋もいいところだ。最低気温は34F(0℃)、もしかして雪降るかも。各サイトにはサイトには簡単な説明書きが付いているがよくわからん。Upper Pines Campground 132を予約っと。以上で$18をクレジットで払って予約は終了した。


11/03 Upper Pines Campground

 前回よりも早く7時頃にホテルを出る。今回は間違いなくH237I880に入った。I880→58→I580と繋いで、再びリバモアの風力発電郡を向けて、H205→H120と前回と同じ道のりだ。雪は全然ない。さて10時頃公園のゲートに着く。

  
<リバモアの風力発電郡、ヨセミテに向かうH120号線、途中の湖>

  
<公園のゲート、エル・キャピタンとハーフ・ドームの遠景、ヨセミテ渓谷の入り口>

 11時過ぎにヨセミテ渓谷(Yosemite Valley)へ入る。エル・キャピタン(El Capitan)は何度見てもクラクラするほどの存在感だ。

  
<エル・キャピタン、ハーフ・ドーム、グレイシャーポイントのあるセンチネル・ドーム>

 まずはベースを固めにキャンプ場へと向かう。アッパー・パイン・キャンプ場(Upper Pines Campground)はヨセミテ村(Yosemite Village)の結構奥の方にある。道は前回着てるので知っている。さて、キャンプ場入り口で、予約後に送られてきたメイルを見せると、あっけなく出入りの証明券を貰って終わった。でも、なんだ、熊の縫いぐるみを見せてなんか言ってるぞ。どうやら、熊対策で食料は専用の食料庫(Food Container)に保管しろって言ってるようだ。確か、本で鉄製の箱が用意されてるってあったな。"OK, OK, I understand." なんて言って自分のキャンプサイトに向かう。
 ふむ、コンセント付きのオートサイトではないが、結構しっかりしてるな。森林のなかにあるせいでチョット暗いが、まあまあだ。トイレはあんまり綺麗じゃないが、水洗だ。水場が見当たらない。トイレをよく見ると、野生動物を避けるために、洗物は自分のサイトでやって、汚水だけトイレに流せってかいてある。確かに洗い場には残飯など溜まることが多くって、確かになくてもいいかって思う。
 寒い、って感じではない。通常の秋キャンプだな。ちょうど今ごろの富士山麓でのと変わらない。雪も覚悟していたから、少し拍子抜け。さて、テントを組み立てって、いやー、インナーテントが蚊帳仕様なのはこの時期辛そうだ。こっちは雨があんまふらないからいいのか。シュラフが冬用だからなんとかなるか。一通り済んで、前日に買っておいたサンドイッチで昼食をとる。さて、買出しして、またグレイシャーポイント(Glacier Point)にでも行こっと。

  
<ヨセミテ村のスポーツ・ショップ、ヨセミテ・ストア、店内部>

 ヨセミテ渓谷にはヨセミテ村(Yosemite Village) とカレー村(Curry Village) があるが、ヨセミテ村の方が大きい。店も小型スーパーマーケット並に充実しているっていうか、スーパーマーケットそのものだな。店の隣にはスポーツショップもあって、キャンプ道具も一通り置いてあるが、ただ小奇麗過ぎるぞ。

  
<ヨセミテストアの生鮮品、WASABIUDON&SOBA

 さて店に入って酒と水を探して、晩飯に保存の利くものをと探して歩く。ここは生鮮食料も置いてある。とっ、調味料棚にワサビ発見。シリコンバレーのスーパーでもあんまり見ないぞ、と思ったら今度はウドンとソバ発見。ここは....日本人スーパーか!

 晩飯はまた帰りによることにして、酒と水だけキープ。で車に積み込んで、トイレにでも行ってくるかな。ここで事件が。大がしたくなって、個室に入る。で、腰掛けようと思った瞬間にボチャンって音が。あー愛用の小型デジカメがポケットから落ちた。慌てて拾うも、水浸しにー。必死に水抜きして、温風式ハンドタオルで乾かす。大丈夫かな、電池を入れるも表示がくるくる回ってる。今回は別のデジカメがあるからいいものの、このカメラには愛着あるんだよね。7月のアメリカ出張で、あわてて新宿で買ったやつだからね。もうチョット乾かせば何とかなるかなって、ズボンのポケットに入れておくことに。あーあ。(次の日、ちゃんと動くことを確認した。)

 気を取り直して、グレイシャーポイントへ向かう、ヨセミテ村からはどからでもヨセミテ滝がよく見える。春〜夏ならさぞかし爽快な風景だろうが今は秋、前回同様に枯滝状態です。さて41号線に入ってヨセミテ渓谷から続くマセド(Merced)渓谷が横目でみながら、どんどん高度を上げる。

 
<ヨセミテ村からのヨセミテ滝(枯れてる)、マセド渓谷>


<ヨセミテ渓谷からは見えないRed Peak方面>

  
<グレイシャーポイントからのヨセミテ滝(枯れてる)、ノース・ドーム、ハーフ・ドーム>

 グレイシャー・ポイントはほんと凄い眺めです。なんかヨセミテ渓谷が箱庭のように見えて、神秘的でさえあります。ハーフ・ドーム裏手の小ヨセミテ渓谷を眺めていたら、なんか前回と違うぞ、よく見たら滝に水が...。おおー、初めて枯れてない滝を見た。かなり遠いが確かに流れてる。ネバダ滝(Nevada Fall)というらしい。下の写真で左のどこら辺かわかるかな?ちょうど滝に影がさしてるのがヒントです。

 

<リバティ・キャップと小ヨセミテ渓谷、ネバダ滝(流れてるます)

 小1時間も、グレイシャー・ポイントを居てそろそろ4時近く、途中で晩飯でも買って帰ろう。前回はほとんど同じ時刻までここにいて、それから5時間かけてマウンテンビューに帰ったことを考えれば、なんて楽チンなんだ、って思う。さて、晩飯にステーキでも焼こうかな、それとできあいのサラダと、チーズサンドイッチ。店をでてキャンプ場に向かう途中、ハーフドームに夕日がさしていてとってもいい感じ。(ほんとは写真よりもっと赤く染まっているのだが、カメラのホワイトバランスが効いていて残念)


<夕日に染まるハーフ・ドーム>

 さて、キャンプ場に戻って、肉でも焼こうかなって思った瞬間、あ、焼き肉用のソースがない、しまった塩コショウもない。この日の焼肉(ステーキだが)はとってもあっさり味でした。なんか以前、日本でも同じことやったような、そう広田さんと藤村さんとで宮が瀬湖の上流でキャンプした時だ。あん時も焼肉のタレ忘れて大変な夕食になったっけ。なんて思いにふけっていたら、ゴミ袋がガサガサなって動いてる。エッ、野犬、北キツネ、もしかして熊!。タヌキのような小動物だ、アライグマか?こんなシチュエーションは日本でもここ米国でも同じなんだが、いやー、ビッビッた、ビッビッた。直ぐ追いかけてゴミ袋はなんとか回収できた。
 就寝後、隣の高校生らしい(にしては来るまできてたな、この国はそんなもんか)が自分のサイトに帰ってきたなと思ったら、「おい、食料が動物に食われてるぞ、齧られた跡がついてる。なんてこった (マイガー)。」っ言ってて、微笑ましかった。

 やっぱり食料もゴミも食料の匂いがついたものはフードコンテナに置いておくのがよいようです。


11/04 Mirror Lake

 翌朝6時半に目をさます。習慣とは恐ろしいもんで、いつもの起床時間に目がさめた。でも、日本でのキャンプなら結構早めに目がさめるんだけどな。さて、こっちのキャンプ場といっても特別なことはキャンピングカーが多い事以外はあまりない。逆に、日本じゃほとんどのサイトでタープを張っているなど、ゴージャスというかアウトドア本から抜き出したみたいだ。こっちではタープを張っているサイトは見当たらなかった。テーブルさえ出しないところも多いようだ。

 
<キャンプサイトの様子、キャンプ場から見上げるグレシャーポイント(日が差してきた)

 朝飯としてマルちゃんのカップラーメン(こっちで売ってるヤツ)を食ってると、キャンプ場から見上げるような位置にあるグレーシャーポイントにも日が差してきた。こっちのキャンパーは気が早いのか、それともここには観光ポイントが多いせいか、そそくさとテントを畳んで撤収していく。そういう自分も帰りに4時間もかかるので、ゆっくりとはしていられない。9時には撤収・チェックアウトして自動車を移動させ、ハーフ・ドーム直下のミラー湖(Mirror Lake)に徒歩で向かう。ここも秋で枯れてることはグレシャーポイントからの眺めから判ってはいるが、少しは歩いてトレッキング気分に浸ろう。

  
<ハーフ・ドーム、ミラー湖に向かう途中の道、紅葉越しのハーフ・ドームを見上げる>

  
<直下からのハーフドーム北面、ミラー湖(干上がってる)、岩場の下はこんな風>

 紅葉の下、30分程も歩くとミラー湖だ。やっぱり干上がってる。でも、ハーフドームの眺めは...あんまりよくない。これじゃただの巨大岩面だ、これがよいのはアルパインかフリークライミングの岩屋だけであろう。ミラー湖に水面があれば見栄えもするだろうに。でも圧倒的な存在感だけでも感動ものです。

 さて、帰りはチョット違う道でと思ったのがいけなかった。道はなんだか、登山道みたいな感じになっている。確かに方向はあってるし、全体的に下っているからまあ大丈夫か。ほら、舗装の道にでたしね。アレ、でも歩いていると方向がチョット違うんでは。地図で確認すると、やはり駐車場とは違う道に出たらしい。どうする、で、自分が出した答えは、持っていたコンパスを頼りに森を突っ切ることでした。森の中は下草もあまりなく、結構快適だが、なかなか目的の道に出れない。ブレア・ウイッチ・プロジェクト状態? あ、小川だ、だが倒木がいい感じで丸木橋状態になっている。ツイてるんだか、ハマッてるだか。迷ったが、いけいけで渡ってしまう。なんだかんだで、目的の道に出れたが、きっと遭難ってこんな状態で起こるんでは?2時間あまりの軽トレッキングでした。

  
<カレー村からノース・ドーム、カレー村のスポーツショップ、店内>

 さて、後は帰るだけだが、デジカメの電池が切れたのでカレー村の店による。こっちの店はコンビニ並かな。こっちにもスポーツ・ショップがあるが、こちらは登山店って感じ。ザイルやカラビナやナッツなんかも売っている。さて、電池と昼食も買い込んで、4時間のドライブだ。

  
<センチネルドーム、ヨセミテ渓谷内の道、キャセダル・ロック>

 

<エル・キャピタン(東面)、ヨセミテ渓谷内の川>


P.S.

 さて、マウンテンビューについたのが午後4時頃。


<マウテンビューに帰ってきた>

 チョット飯には早いな、ってなことで車で20分程のところにあるサンノゼの紀伊国屋書店へ行ってから、ガス入れてそんでもって洗車でもしようかな。今日の紀伊国屋には特に目ぼしい本はないなあ。単庫本でも買って帰るか。で、会社の近くのガソリンスタンドで給油してっと、セルフ給油だから自販機でカード切って、ノズル入れて、給油スタート、ゴンゴン入って、給油ストップ、ノズル戻す。自販機の表示に「洗車するか?Yes/No」って出てるから、Yes。「レシートいるか?Yes/No」って出てるから、Yes。ムッ、紙が出てこない、これじゃ帰国後に清算できない。あわてて店のレジにいって「私、給油。紙デナイ」って、なんとか伝わるもんだ。給油口の番号聞かれて、「5」って答える。やった、レシート出してくれたよ。

 さて、洗車は8ガロン以上いれたから無料だよね。でも今日は気分がいいから、グレードアップしよう、なに$2追加だ。よれよれ$1札のしかないから、$1コイン入れてみよっと。エー$2分も入れたのに「0.25」って表示されてる。25セントと間違われたのか、返金ボタン押してもでてこない。後ろに洗車待ちの車が並んでいる。ヤベー、しょうがないからよれよれの$1札を追加する。こっちの自販機は不思議とよれよれの札でも読み取ってくれる。でも、入れる向きは決まってるけどね。洗車機が動き出した。運手者が乗ったまま洗車ブラシの方へ向かっていく。$2食われたままだけどね。

 ハー、ちょっとブルー、レストランに行くのも大儀。ホテルに帰って飯でも食うか。じゃ、スーパーでビールと弁当(サンドイッチかパスタ)でも買ってこよっと。で、スーパーの駐車場で気がつきました。

   「デジカメがないー」

 助手席のザックを探ったがない。えー、盗まれたの?? いつだ、紀伊国屋に行くまではあったな、紀伊国屋ではちゃんとロックしたし、じゃー、ガソリンスタンドか。そういえば、レシート貰うのに店内に入ったが、慌ててて、ロックしてなかったな。えー、あんな嘆短時間にやられたの?でも、そんなこともあるから気を付けろって、なんかの本に書いてあったな。まったく、油断がならないなー、この国は。

 ヨセミテを記録したデジカメ記録媒体のスマートメディアカードは交換したばかりで手元にあるのは判っている。でも、読み出せない。パニック気味になりながら、スーパー近くの電気店「サーキット・シティ」が目にとまる。しょうがないな、スマートメディアのI/Fコネクタでも買うか。アレ、無いなー。どうしよう。もう疲れてきた。いーや、同型のカメラ買っちゃえー。で買いました。税込みで$485です。
 全く落ち込んで、ホテルの部屋に帰る、新品の箱を持って。キャンプ荷物もやけに重く感じる。くよくよしてもしょうがない、小物入れにしていたザックをひっくり返す。ゴロンとなんか出てきた。

    「アレー、デジカメがー」

 ザックの中をよく確かめなかった私がいけなかったんです、デジカメはそこにありました。無駄な出費して、どっと疲れました。


<買ったばかりのC2040Zと開封されてないBox

どうも同じデジカメを2台買う運命に私はあるようです。

疑ってごめんなさい米国、バンザイ・米国、ゴッド・ブレス・米国。   合掌。


文責:KappaKawamura