'01夏 上高地キャンプ日記'01/07/27〜'01/07/29'01年度の夏季休業前半に上高地に避暑に行きました。 |
7/27 小梨平キャンプ場前日「AI」を見ながら「涼しいところへ行きたいなー」っていろいろ考えていたら、「そうだ上高地へ行こう」と考えついた。今の会社に移る前に紅葉を見に涸沢へ通った頃、上高地は通過するだけで観光したことはなかった。 飯を作るのは面倒だから食事は河童橋付近の食堂で取ることにして、寝るのとコーヒーが飲める程度の装備で出発。以前と同じ、JR/私鉄/バスで上高地に入る。河童橋付近の小梨平キャンプ場にテントを設営する。
早速観光する。河童橋を渡って梓川沿いを散策する。紅葉シーズンも観光客が多かったが、このシーズンも多い。皆、「涼しい」だの「気に入った」って言っている。私もここが大変好きだ。日本国内で一番好きと言ってもいい。 観光客に逆行するように下流へと歩いていくと、ウェンストン碑なるものがあるが、あまり興味はない。別に穂高に初登頂したというわけでもなさそうで、ただの昔の山好きな外人さんだ。なんでこんなに崇められているのだろう? 河童橋から30分ほど歩くと上高地温泉ホテルがある。ここは天然温泉の露天風呂があるホテルだ。玄関の感じが少し前と違うが、露天風呂の感じは同じだ。早速、風呂に入ってサッパリしたところでビールを飲む。うーまい。ビールって風呂上りのためにあるような飲みもんだな。でもビール中ジョッキで800円は高いな。で、気が付く。そういえば、キャッシュあんまり下ろしてこなかったけど、どうだったっけ? 財布の中身を確認すると、帰りの交通費を差し引くと5000円しか残ってない。うっ、これではあと2日分の飯食うだけで精一杯だ。お土産が買えない。
ビールを飲み終えて、大正池のほうへ更に30分程歩く。途中、森の中をあるくが森林浴ぽくって(ってそのまんまだが)気持ちいい。きっとα波出まくってる。大正池は静かに横たわっていた。天気はあまりよくなく焼岳も少しかすんでいる。サザエさんのオープンニングでもよく見るような立ち枯れした木々が湖面から突き出している。梓川や周りの沢から流れ込む土砂でこの池も埋まってしまうようだがなんだか勿体無い。帰り際に田代池によって河童橋に戻ってくる。入浴込み3時間程度の散策だった。この日の晩飯は河童橋横のレストランで1000円のビーフカレーを食す。ちょっと財布に響く値段だ。しかも晩5時で閉まってしまうとは。寝るまで長いな。
<穂高橋、大正池、焼岳、田代湖、河童橋> 少ない財布からビール2本買ってテントへ戻る。このキャンプではもう一つ楽しみがあった。それは前日「AI」を見に町田へ行ったとき葉巻(正確にはシガリロ)を買って来てあることだ。シガリロの正確な定義は知らないが、普段の紙巻タバコよりちょっと太目の細身葉巻のことらしい。調子に乗って3本続けに吸う。ビールの酔いも混じって、いい感じで寝床に着く。その数時間後、気持ち悪さでテントを這い出る。地面がグルグル回ってる。「どうしたことだ」って思ったけど軽いニコチン中毒だったんだね。トイレでちょっと吐いて、梓川の見えるベンチでしばらく休憩。ぼんやりと西・奥・前穂高の山容が判る。1時間ほど休みながら水をペットボトル2本分飲んでやっと落ち着いて寝ることができた。 7/28 岳沢ヒュッテへ前日のダメージを背負いつつ目がさめる。今日は天気がよさそうだ、と思ったが奥穂高の山には雲が掛かっている。予定はなかったが、以前いった枯沢ヒュッテとは逆側の岳沢ヒュッテまで登ってみようと決める。枯沢は上高地から前穂高を回りこむような位置にあるが、岳沢は上高地サイドから見える小屋だ。昼飯用におにぎりを河童橋付近の店で買って登山口に向かう。
夏の登山道は久しぶりだ。冬のスキー登山とはやっぱり違う。足元がゴツゴツしていて歩きづらい。ヒーヒーいいながらも1時間ほどで見晴らしのよいところまで上がった。岳沢ヒュッテはさらに1時間ほどだ。
岳沢ヒュッテにやっと着いて飲み物を物色、350mlビールが400円、うっ残金が。ここは平地の空腹より、高所の快楽をせんたく。うーまい。ビールって山で汗かいたときの飲みもんだな、って前日とは違うことを思う。飯食って計30分程休んで、さっさっと下山する。
<岳沢ヒュッテ、ヒュッテから見下ろす上高地、残雪、天然クラーの風穴> 下山途中、登りの時には気付かなかった「風穴」なる場所があった。ここは山腹の岩場に風の通り道があり、それが岩場を通りぬける間に冷えて噴出すのだ。これはいい、涼しい、っていうか寒いぞ。下山しきって12時位。まだ時間があるので、明神池に観光に行く。歩くこと1時間弱、やっと明神池のある穂高神社に着く。
<明神池・一の池、明神岳、二の池> ここ池自体がご神体なのかな、拝観料払って池を見る。ちょっと変かな? でもいいねえ、神秘の池っていうのも判る気がする。明神岳もいつもに増して神神しい。でも、オッサンが足滑らせて頭からズブ濡れになっているのも“いとあはれ”だったが。
<明神橋、Myテント、晩頃やっと見え始めた前穂の稜線> 明神池を後にすると、神社前に昼食を出している小屋があって観光客がうまそうにビールを飲んで飯を食っている。うらやましい。おでんがうまそうだ。でも山でビール飲んだからここはガマンだ。うっうっ。 テント場に戻って、また温泉に入りに行く。でも風呂上りのビールはなしだ。残金は3000円ほど。晩飯として弁当\1000を買って350mlビール\350も2本買う、買うあてもなしに土産物屋に入る。おっ、「Kappa Alpinist」って書いてあるTシャツ発見、河童のイラストも可愛いぞ。ちょっと迷ったが買うことにした。これで明日朝は飯なし決定。とほほ。
7/29 帰宅昨日は山頂が見えていなかった穂高も今朝は全部が見えている。持っていたインスタントスープのみで朝食を済ませて撤収開始。
<よく晴れた奥穂高の山容、撤収前のテント場> 観光客で混む9時前に帰りのバスに乗った。おしまい。 文責:KappaKawamura |